【平凡なサラリーマンが独学3ヶ月で簿記2級に受かった話】

資格

この記事では独学で簿記2級を合格するノウハウをお伝えします。
簿記の資格を取りたいけれど何から始めればいいか分からないという方は、
是非この記事を読んで簿記取得までの方法を学んでいただければと思います。
実際の私の経験則を元に書いておりますので勉強の始め方や方法まで細かくお伝えします。

簿記とは

簿記とは分かりやすく言うと企業や個人事業者の家計簿です。
日々の営業取引を帳簿に記録することで会社の財務状況を明確にできる目的を持ちます。
簿記を学ぶことで会社経営の視点が身につきますので、どの仕事でも活用する知識となっています。

簿記の資格には日商簿記、全商簿記、全経簿記がありますが、この記事では日商簿記について詳しく書いていきます。

・簿記の試験について

日商簿記の試験は2通りあります。
従来からあるペーパー試験と新しくできたネット試験です。
両方とも合格点は100点中70点以上です。
ここで私が強くおすすめするのが後者のネット試験です。
(ネット試験については下記ページで詳しく解説しています)

【簿記】ネット試験とは?

ネット上ではペーパー試験とネット試験の難易度は同一と書かれていますが、ペーパー試験の過去問と実際に受けたネット試験の問題を比べた際、ネット試験の方が基本的な問題が多いと感じました。
それぞれの合格率も発表されていますので下記で説明します。

ーネット試験でも合格証書は同じなのか?

ネット試験でも合格すればペーパー試験と同一の合格証書がもらえます。
履歴書にももちろん書くことができますので悩まれている方はネット試験をお勧めします。
私自身もネット試験にて簿記2級に合格しました。

・簿記2級の合格率は?

簿記2級の合格率はペーパー試験で約20%、ネット試験で約40%です。
数値でも分かる通り、ネット試験はペーパー試験に比べて倍の合格率です。
また、近年ペーパー試験の問題が難化しており10%を切る回もありますのでどちらの方が可能性が高いかは明白ですね。
ネット試験は年3回(1級は年2回)のペーパー試験と比べて年間何回も受けられますので、好きなタイミングで受けられるという点も大きなメリットです。

以上のことから簿記2級はネット試験で合格を目指すことが攻略の鍵だと言えます。
参考までに過去試験の合格率推移データです。

日商簿記3級・2級・1級の合格率は?難易度や統一・ネット試験の違いを解説 - スマホで学べるスタディング簿記講座
日商簿記は大学生・社会人に人気の資格ですが、3級・2級・1級それぞれの合格率はどの程度なのでしょうか。各級の合格率推移と難易度を解説します。

簿記2級 独学で合格する方法

・そもそも独学で合格できるのか?

答えはできます。
実際に私が合格していることが証明です。
自慢ではありませんが、私は今まで勉強からは逃げに逃げて過ごしてきました。
簿記の勉強を始めた際も、簿記の知識はほぼなかったので3級から学びましたが、
3級の試験は1点足りず落ち、その後、2級を飛び級で受けましたが1回目は落ち、2回目にようやく合格することができました。
このことから分かる通り、もともと簿記の知識もなく3級も落ちているので容量が良いタイプではありません。
そんな私でも合格することができたのは受かるまで諦めなかったからです。
ですので、この記事を読んでいる皆さんも正しい勉強方法を実践すれば必ず合格できます。

もちろん簡単に取れるわけではありません。我慢も必要です。
平日は仕事が終わって2時間、休日は最低3時間勉強に時間を使いましょう。
近道はありません。毎日の積み重ねが合格への道です。

では実際に簿記2級への合格へのプロセスですが、大きく分けて3つあります。

① テキスト / 問題集 / YouTube

私が使用したテキストと問題集はこちらです。
色々なシリーズが出ていますが私がおすすめするのは下記の2つです。

①みんなが欲しかった!簿記の教科書

②パブロフ簿記

私はみんなが欲しかったシリーズを使用しましたが、パブロフのシリーズはYouTubeに上がっている動画も多く問題の解き方が分かりやすく学べますし、ネット試験も試せる内容がついておりますので、私がもう1度勉強すると考えた場合、パブロフのシリーズを選びます。

また、YouTubeもおすすめがあります。
私がお世話になったのは「公認会計士たぬきち」さんです。
簿記の知識が全然なかった私には大変分かりやすく、合格できたのはたぬきちさんのお陰といっても過言ではありません。

たぬきちさんのYouTubeはこちら↓です。

② スケジュール / 勉強時間

テキストと問題集が準備できましたら次は試験を受けるまでのスケジュールを立てましょう。
ここで新しく伝えたいことは、初学者の方は2級の前に3級で基礎固めをしておくということです。
実際に私も3級から勉強し、基礎を固めてから2級へ飛び級受験しました。

勉強時間を加味したスケジュールは下記の通りです。

・平日2時間、休日3〜4時間
・3級の基礎固め 30〜50時間(2〜3週間)
・2級の勉強 100〜150時間(1〜2ヶ月)
・合計 150〜200時間(2〜3ヶ月)

私の場合、簿記の知識はほぼなく、容量も悪いため3級の基礎固めに3週間。
2級の勉強に2ヶ月かかりました。なので2級合格までにかかった時間は合計200時間程度です。
容量が良く、効率がいい人は1ヶ月程度で合格ラインまで行く人もいると思います。

③ 勉強方法

私が実践した勉強方法は下記の流れです。

3級の基礎固めはYouTubeのたぬきちさんを見ながらテキスト+問題集を一通りこなし、無料サイトの模試で力試し、合格ラインの点数が取れるまでこのサイクルを回しました。

2級の勉強も最初は同じです。
YouTubeとテキスト+問題集を一通りこなし、サイトの模試で力試しという流れです。
ただ、無料で学べるたぬきちさんのYouTubeは工業簿記のみ(商業簿記は有料)になりますので商業簿記はテキスト+問題集をひたすらやりました。

無料サイトで特におすすめしたいのが「簿記ナビ」さんの重要仕訳TOP100です。
この問題が全て理解し、解けるようになれば試験で9割以上取れます。
私も重要仕訳TOP100が解けるようになり仕訳問題に自信が持てるようになりました。
あとは絶対的に問題を解く回数が少なかったので直前過去問を購入し、試験までの1〜2週間、過去5年分を解きまくり、試験に臨みました。

まとめると下記の通りです。
3級 YouTube+テキスト+問題集 → 無料サイトの模試
2級 YouTube+テキスト+問題集 → 無料サイトの模試 → 直前対策過去問

過去問がある場合、無料サイトの模試はなしでも大丈夫です。
テキストや問題集は色々な物に手を出すのではなく、購入した物を完璧にしましょう。
その方が必ず力がつきます。

下記が簿記ナビさんのサイトです。

簿記検定ナビ|日商簿記検定の総合情報サイト
簿記検定ナビは、日本最大級の簿記情報サイトです。日商簿記検定の詳細情報、誰でも無料でご利用いただけるWEBテキスト・問題集・仕訳対策教材・予想模試など多くのコンテンツをご用意しております。

簿記2級 最短攻略方法 〜仕訳、工業簿記で点を取る!〜

先ほど近道はないと言いましたが、効率的に合格を目指す工夫はあります。
簿記2級には商業簿記、工業簿記があり、配点は商業簿記60点、工業簿記40点です。
商業簿記の満点は非常に難しいですが、工業簿記で満点をとることは十分に可能です。
仕訳と工業簿記で満点を目指し、第2問、第3問の表計算で5割以上を目指すというイメージがいいと思います。
下記が配点の詳細です。

問題構成配点
商業簿記第1問 仕訳 5問
第2問 連結会計(難)
    変動計算書
第3問 損益計算書
    貸借対照表
    本支店会計
20点(1問4点)
20点(1問4点)

20点(1問4点)

工業簿記第4問
 問1 仕訳 3問
 問2 個別原価計算
    総合原価計算
    部門別計算
第5問 直接原価計算
    標準原価計算差異分析
28点



12点
目標点数
第1問 16or20点
第2問 8〜16点
第3問 8〜16点
第4問 9割以上
第5問 9割以上
合格点数 70点以上

その他経験談によるプチ情報

  • 電卓は使いやすければ何でもよい(12桁以上推奨)
  • 左手て操作できるようになると効率的
  • 直前の追い込みはテキスト、問題集よりも実践(過去問)が力をつける
  • ネット試験の操作方法を予習しておく

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。
いかかでしたでしょうか?
この記事を全てご覧頂いた皆様にはこれからやるべきことが明確化できたと思います。
最後にもう一度まとめると、

  • 試験はネット試験推奨(ネット試験のほうが合格率が高い)
  • 合格証書は従来の試験と同一
  • 独学合格可能
  • 勉強は3級から
  • スケジュール、勉強方法を守り、とにかくやる

上記内容を元に簿記2級合格を目指し励んでいただければ必ず良い結果が待っています。
自分を信じて歩み続けましょう!

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